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たまにはクラシック

懐かしい音楽を聴いています。

散歩をしている最中に昔よく聞いたクラシックの曲で揚げひばりを思い出しました。
揚げひばりって小鳥を油で揚げるという意味ではありません。

子供の頃に父親がお土産といってレコードを買ってきました。
しかもクラシック、’ガーン’・・・出来ればラジオとかカセットレコーダとかのほうが子供心としては嬉しいのですが、まあー、いいかと思って数回そのレコードを聴き流していましたが、なぜか郷愁のあるすばらしい曲だというのに気づくのにたいして時間はかかりませんでした。

レコードのジャケットは、イギリスで有名なカンスタブルという画家が描いた乾燥車が描かれていました。カンスタブルの作風は私が求めているもので、このような絵が描けたらいいなと思っています。

カンスタブル
上の絵はカンスタブルです。
よく私に似ていると言われています。・・・・どうせ誰もわかりっこないから言いたい放題。^m^

乾燥車
あの有名な乾燥車です。
彼は今でこそ脚光を浴びていますが、生前はあまりよい境遇ではありませんでした。当時のイギリスでは風景画ははやらなかったのです。

それでクラシックの話に戻りますが、この絵の風景にマッチした曲だということです。
揚げひばりの作曲者は、レーフ・ヴォーン=ウィリアム 1914年に書かれて1920年に改定決定版となっています。曲はひばりの飛翔と泣き声をVnのsoloから静かに立ち上げ主要旋律となり次第に精力的に鳴き、最後は空のかなたに小さく消え去るといった按配に奏でられています。
伴奏は他にフルート・オーボエ・クラリネット・ホルン・トライアングル・弦楽があります。
指揮者は、ネヴィル・マリナー  アカデミー室内管弦楽団
レコードのタイトルは、アカデミー/グリーンスリーブス
ヴォーン・ウイリアムズのさわやかな世界

このレコードは有名なグリーンスリーブスが売りなのですが、あんまり有名すぎて飽きているせいかこの他の曲のほうが興味がありました。ただ残念なことに田舎に住んでいるので、楽譜が手に入りにくいのが難点なのですが。それでも子供の頃数十回は聞き続けています。

楽器一つ一つに個性があり音色が異なるのは致し方ないように、世代が変わるごとに楽団の音色も変わってきていますので、今のアカデミー室内管弦楽団を今聞いても違和感を感じることがあります。もし入手できるのであれば、1970年代の演奏を聞きたいものです。
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tag : 揚げひばりカンスタブルグリーンスリーブスネヴィル・マリナー乾燥車

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