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期限があること

どうしようもなくて



 そのまま外に出て車に飛び乗り 充てもなく辺りを彷徨うことがありました。
前にも進めず後戻りもできない状態になるとどうしていいのか妙案が無くて
とりあえず気が収まるまでの間 何かいらいらすることを車の運転で無駄を承知で
解消しようとしていました。父親が病床にある時に同じような行動をとっています。
気づくともうそこは九州山地のど真ん中、真夜中に車を止め満天の星空を眺めながら
口笛を吹いて歌っていると自然とここで初めて涙を流れ落ちて やっと気が休まるといった按配です。
生理学的に涙を流すことは鬱積したものを吐き出すのにいいという話を聞いたことがあります。





そして車の中で寝て 藤村の詩を思い起こすのです。

夕波暗く鳴く千鳥 我は千鳥にあらねども 心の翼を打ち振りて 悲しき方に飛べるかな
若き心の一筋に 慰めもなく嘆きわび 胸の氷のむすぼれて とけて涙となりにけり
・・・・ 以下省略



今年は親友を失っています。送辞にこの詩を考えていましたが友人の家族に遠慮して心のなかでうたっていました。
棺の中にいる友人の胸のあたりにひとつの白い菊を添えて軽く撫でていると家族の人たちがそれを見ていて
いつの間にか花を添え私と同じような仕草をしたのです。死んでしまったらもう後の祭りで何も慰めることも
できない虚しさばかりで、一言病気だということを報せてくれなかったのか 妙に思わせぶりなことを言って
心配かけまいと黙っていたつもりかもしれないが、後で知らされるものにはとんでもなく虚しい。



先日叔父が亡くなりました。 またかと思いながら仁義を果たさなくてはと母に代って通夜に出席しようと
しましたが、認知症になってもそこのところはよく理解したようで一日中気落ちして通夜の数時間前に一緒に
連れていく羽目に。その間気丈にも取り繕ってはいたものの当日のデイケアや翌日のデイケアにも参加する気力
がわかなくて欠席することにそのおかげで病院まで点滴のためにまた付き添わなければなりませんでした。
そのせいか今日もまためっきり気力が萎えてまた病状が芳しくなく そろそろ覚悟を決めたがいいかもと考え
たりしています。





いつまでも長生きでいてほしいと考えても、寿命という期限があるおかげでしょうか、その時その時の二人の
生きざまについて限られだ時間を真剣に金よりも大切で尊いものだと考えるようになってきたのです。


あの時あれをしておけばよかったと後悔する前に





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theme : 深夜ドライブ
genre : 旅行

tag : 寿命 期限 彷徨う

comment

Secre

No title

涙を流すこと。その後、少しだけ気分が晴れたりします。
現実は変わらないのですが、自分の気持ちが少しでも落ち着くことで
冷静に考えられるようになったりします。一時の気晴らしもいいと…

認知症の方… それも近い身内だと、いろいろと大変かと思います。
常日頃みている人だからこそ分かる事も多いですね。
久しぶりに会ったヒトからめずらしかがられたり、変に同情されたり。
彼らは「その時だけ気を使えばいい」だけ。
身近な身内はその後もやっぱり継続的に世話をしないとですし…

もちろん、身内なので世話をする事は当然だとは思いますが、
お母様の事が心配ではあり、大変な要因でもあると…
※きちんとした筋道をたてられないもどかしさなどもある

でもでも、「あの時あれをしておけばよかったと後悔する前に」という
のはすごく分かります。身近にいるヒトこそ、それが分かり
それを実行する事ができるのですよね。お大事にしてあげてください。
※くれぐれも無理をなさらずに

Re: よしこちゃさんへ

いつも丁寧なコメントありがとうございます。

時々もういいかと思うことがよくおこります。
体力というより気力の問題なのですけど、心身ともに良好な状態を維持
する自己管理が何より大切なのですが季節の変わり目というかいろいろな要因が重なってくると
時としてまがさすようなことがあります。

単純に親子の情をあてにするのも難しいかなと感じることもままあります。
子供をあてにする家庭を見かけますが以前ボランティアとかで見ていると結構お子さんが
おられるにもかかわらず一人で過ごしている老人をよく見かけています。そしてぎりぎりまで
生きてそのあとサポートする家族がいたらまだ長生きできたろうにと思うこともよくありました。

家の母も何度か家で倒れていたことがありましたのでその時もし私がいなかったらとっくの昔に
逝ってしまっていただろうというケースがありました。その時のタイミングのためだけにじっと
待機している状態が続いています。そして空振りした時にそのすべてが終わるだろうと感じています。

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必殺遊び人

Author:必殺遊び人
白露残日記(しらつゆざんじつき)
(写真:画伯近影)
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