リアリズム

リアリズムについて一考

絵を描く際に如何に忠実に描くかということばかりに重きを置いて描いていくとどうも面白味がなくてまたかえって現実とは違う印象を受けるのです。それはどうも人間の頭脳の働きに起因するものがあるのかもしれません。

あらゆる事象に対して私たちはそれから受ける印象を各個人さまざまな感受性による印象によって記憶されたのだからかもしれません。だから今絵を描く際にもちろんデッサンの力がものを言いますが、受ける印象をどのように捉えてそれを表現するかが問題になって悩まされています。

ある方の彫刻をしているのを見て数十センチ単位の像をそのままの形で大きな像に変えようと努力するテレビが流れていましたが、これを見て必ず失敗すると思っていたらやっぱり同じように彫刻家が頭を悩ましていました。小さな像はまさしく現物と同じに作られていてそれで充分に納得のいくものですが、じゃ大きくしたら見る角度がまるで違うために決して同一には見えなくなります。

この問題を大昔に既に解決した運慶や快慶の話を聞いてビックリしました。臍の位置を変えることでその対処法を見出しています。その都度知恵を働かせているのかそれとも以前より受け継がれてそれを学んで行ったかはよくわかりませんが、昔の方たちは五感をフルに働かせてその時々に対処しているのがよくわかります。今の私たちは机上の理屈から物事に対して推し量っていますが、昔の人たちのものの見方は生活観のある現実感から獲得した知恵だと思います。
仁王様の臍
愛するものたちの肖像より
仁王様のお臍だよ。・・・毛で見えないよ。


コーギー2ランキング
ランキングにご協力を<(_ _)>


正面画像
迷子の捜索にご協力を
スポンサーサイト

theme : 思うこと
genre : 学問・文化・芸術

tag : リアリズム

comment

Secre

プロフィール

必殺遊び人

Author:必殺遊び人
白露残日記(しらつゆざんじつき)
(写真:画伯近影)
streptomycin@forest.ocn.ne.jp

カレンダー(月別)
10 ≪│2017/11│≫ 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
星が見える名言集100
最近の記事+コメント
月別アーカイブ
カテゴリー
FC2カウンター
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
RSSフィード
リンク